魔獣狩りの旅を続ける流牙(栗山)は、パートナーの魔戒法師、莉杏(りあん、南里美希)とラインシティという街を訪れた。高名な魔戒法師、リュメ(桑江咲菜)が守っている街だけに、2人は安心・安全な場所と考えていたが、わずかながら邪気を感じ取り…。
栗山は役作りをゼロからやり直したそうだ。「流牙は映画で立派な黄金騎士へと成長したわけです。一度、自分が演じたテレビ版のことを忘れてみようかと思ったんです。もちろん、大勢のファンの皆さんがいるので、流牙らしさも残しながらですがね」。ちなみに、テレビ版で初めて流牙に抜擢されたときは「堅い人物だな」というのが第一印象。人間の道徳心がくすぐられる印象的な作品とも感じたそうで、役作りは苦労した。テレビ版、映画版を経験した今では、「流牙ならばこういうせりふは言わないだろうな-とか、分かるようになり、流牙の流儀がかなり身につきました」と胸を張る。