血がつながっていなくても
4日午前に行われたオープニングセレモニーでは、日本財団の尾形武寿理事長が日本のこうした現状を指摘し、街頭の人たちに特別養子縁組への理解を訴えた。続いて、『「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす』の著者であり、愛知県の児童相談所で長年にわたり特別養子縁組を推進してきた矢満田篤二氏が、「すべての子供たちが、お父さん、お母さんと呼べる人のいる家庭で育てる社会にしていきましょう」と熱弁を振るった。
さらに、特別養子縁組で子供との縁を結んだ夫婦も街頭キャンペーンに参加。東日本大震災後、震災孤児のために何かしたいという思いから特別養子縁組について調べ始めた2人。「今は『親にしてもらえた』という気持ち。私たち夫婦も血のつながりはないけれど仲良し夫婦なので、そこにもう1人加わったら、もっと良い家族になれると思って縁組した。子供が欲しいと悩んでいる方は、ぜひ一歩踏み出していただけたら」と語った。