イベント終了後には、スタッフに「実子がいるけれど特別養子縁組をしたい」と、養親希望者対象のセミナーの予定を聞く女性や、「自分の子供世代に理解を広めていきたいので、今後もこのようなイベントがあれば子供と一緒に参加したい」と話す親子連れの参加者も。
近年、乳幼児の虐待のニュースが後を絶たない。その背景にある事情はさまざまだが、レイプによる妊娠や貧困などにより、独りで悩み苦しむ女性の存在があることも忘れてはならない。特別養子縁組は、こうした赤ちゃんや母親のセーフティーネットともなる制度である。
養子を迎えた夫婦が「特別養子縁組というけれど、心と心でつながった普通の家族です」と語るように、特別養子縁組が「特別」なものではなくなり、すべての子供が温かい家庭で、当たり前に育つことのできる世の中になることを願っている。(日本財団 広報チーム 佐治香奈/SANKEI EXPRESS)