4日午後には、ヒカリエで日本財団主催のトークイベントも行われ、矢満田氏や特別養子縁組親子のほか、自身も養子である女優のサヘル・ローズさん、赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」で知られる熊本・慈恵病院の蓮田太二院長らが登壇した。
イラン出身のサヘルさんは、戦争で家族を失い、その後、施設で過ごした。トークショーでは、「施設職員も精いっぱい面倒を見てくれた」と前置きした上で、「それでも私は自分だけを見てくれる、手を握ってくれる“親”が欲しかった」と述懐。現在の母親が引き取ってくれたことで、「『ただいま』と言えば、『おかえり』と返してもらえる、帰る場所ができた」と喜びを語った。
すべての子供に温かい家庭を
イベントの後半には、ドキュメンタリー映画監督、豪田トモ氏の『うまれる ずっと、いっしょ。』を上映。血のつながりのない親子や、重い障害を抱えた子供とその親といった、さまざまな家族愛を追った作品に、会場中ですすり泣く声が聞かれた。