両陛下は、夜にはパラオ政府主催の晩餐(ばんさん)会にもご出席。天皇陛下はご答辞の中で、「私どもは先の戦争で亡くなったすべての人々を追悼し、その遺族の歩んできた苦難の道をしのびたいと思います」と述べられた。
9日は日本軍約1万人、米軍約1700人が犠牲になったペリリュー島にヘリコプターでご移動。日本政府が建立した「西太平洋戦没者の碑」と近くにある米軍の慰霊碑に供花するなどし、帰国の途に就かれる。(パラオ共和国コロール島 伊藤真呂武/SAN KEI EXPRESS)
≪晩餐会での陛下のご答辞全文≫
天皇陛下は、パラオ共和国主催の晩餐会で答辞を述べられた。
戦後70年に当たる本年、皇后と共に、パラオ共和国を訪問できましたことは、誠に感慨深く、ここにレメンゲサウ大統領閣下のこの度の御招待に対し、深く感謝の意を表します。今夕は、私どものために晩餐会を催してくださり、大統領閣下から丁重な歓迎の言葉を頂き、ありがとうございました。また、この訪問に合わせ、モリ・ミクロネシア連邦大統領御夫妻、ロヤック・マーシャル諸島共和国大統領御夫妻がここパラオ国を御訪問になり、今日、明日と続き、私どもと行動を共にしてくださることも誠にうれしく、心より感謝いたします。