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両陛下 10年来の宿願、パラオご訪問 「苦難の道をしのびたい」 (3/4ページ)

2015.4.9 10:25

パラオ国際空港に到着し、地元の子どもたちの歓迎を受けられる天皇、皇后両陛下=2015年4月8日午後、パラオ共和国・バベルダオブ島アイライ州(代表撮影)

パラオ国際空港に到着し、地元の子どもたちの歓迎を受けられる天皇、皇后両陛下=2015年4月8日午後、パラオ共和国・バベルダオブ島アイライ州(代表撮影)【拡大】

  • パラオ共和国・ペリリュー島の主な慰霊碑など
  • パラオ共和国・ペリリュー島

 なお、この度の訪問を前にして、ミクロネシア連邦を襲った台風の被害を耳にいたしました。ここに犠牲になられた方々を悼み、御遺族へのお悔やみをお伝えするとともに、被害を受けた大勢の方々に心よりお見舞い申し上げます。地域の復興の一日も早いことを念願しております。

 ミクロネシア地域は第一次世界大戦後、国際連盟の下で、日本の委任統治領になりました。パラオには、南洋庁が設置され、多くの日本人が移住してきました。移住した日本人はパラオの人々と交流を深め、協力して地域の発展に力を尽くしたと聞いております。クニオ・ナカムラ元大統領始め、今日貴国で活躍しておられる方々に日本語の名を持つ方が多いことも、長く深い交流の歴史を思い起こさせるものであり、私どもに親しみを感じさせます。

 しかしながら、先の戦争においては、貴国を含むこの地域において日米の熾烈(しれつ)な戦闘が行われ、多くの人命が失われました。日本軍は貴国民に、安全な場所への疎開を勧める等、貴国民の安全に配慮したと言われておりますが、空襲や食糧難、疫病による犠牲者が生じたのは痛ましいことでした。ここパラオの地において、私どもは先の戦争で亡くなったすべての人々を追悼し、その遺族の歩んできた苦難の道をしのびたいと思います。

ミクロネシア3国と日本との外交関係が樹立されてから20年以上

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