虹がかかるなか、訪問先のジャマイカからパナマへ移動するため、大統領専用機「エアフォース・ワン」に乗り込むバラク・オバマ大統領=2015年4月9日(AP)【拡大】
一方、キューバ革命前の58年以来となるケリー氏とロドリゲス氏による外相会談について、米国務省高官は10日、「非常に建設的な議論だった。進展があったとの認識で一致した」と評価した。テロ支援国家指定の解除方針がこの場で伝えられた可能性もあり、首脳会談という歴史的な和解の実現に向け、大きな弾みが付いたとみられる。この高官によると、両国間の未解決の課題について協議を続けることで双方が合意。ロイターによると、会談は2時間以上にわたった。(パナマ市 黒沢潤、 ワシントン 青木伸行/ SANKEI EXPRESS)
≪国交正常化交渉促進の「手土産」 共和は徹底抗戦≫
オバマ米大統領が米州首脳会議が10日からパナマ市で開かれるのに合わせてキューバのテロ支援国家指定解除に動いたのは、国交正常化交渉を促進するための“手土産”として、駆け込み的に決断した公算が大きい。米議会で多数派の共和党は反発しており、オバマ氏がイランの核問題と同様に、苦しい議会対策を強いられることは確実だ。