【続・灰色の記憶覚書(メモ)】
キングコングと巨大タコが水着美女を取り合って闘う光景の描かれた赤色のアロハシャツが大変気に入っているのだけれど、多分もう一生袖を通す事はないのではなかろうか。ということは捨ててしまいましょう、でよいのだろうけれど、果たして5年以上、衣替えの季節になっては、着ることも捨てることもできずに頭を痛くしている。
何を隠そうこのアロハは、2000年に上演した舞台の衣装として使用したものである。チンピラ役を演じるにあたって、ばかげたアロハがいいねえなんて話していたものの、私物で具合の良いものはなく、仕方なく公演間近に下北沢の街を練り歩いて、ちょっと高いけれど、公演終わったらそのまま私物で着るわと自腹を切って購入したのです。
つまりこうして捨てられないというのは、その柄が気に入っているということだけにとどまらず、思い出深い品ゆえに、ということになるのでしょう。