国際通貨金融委員会(IMFC)の記念撮影に集まり、談笑する中国人民銀行の周小川総裁(前列右から2人目)ら=2015年4月18日、米国・首都ワシントン(ロイター)【拡大】
≪中国 構成通貨に人民元採用要請≫
中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は18日、IMFの運営方針を決めるIMFCの出席にあわせて声明を発表し、IMFの準備資産を構成する通貨に「人民元が新たに含まれるどうかが大きな問題だ」と、人民元の採用を働きかけた。
今年は5年に1度の構成通貨の見直しの年にあたる。アジアインフラ投資銀行(AIIB)設立とともに、中国は人民元の国際化に向けた動きを強めている。
周総裁は声明で資本取引を自由に行えることが構成通貨の条件のひとつとされることを踏まえ、「中国は人民元の資本勘定の自由度をさらに高める一連の改革を準備している」とした。
特別引き出し権(SDR)といわれるIMFの準備資産は、通貨危機時などに加盟国同士の通貨交換などに使われ、ドル、ユーロ、ポンド、円の4通貨で構成されている。SDRの構成通貨に採用されれば、事実上、国際的な主要通貨として認められる。