4月27日、エベレストのキャンプ1と2で足止めされた登山者らをベースキャンプまで搬送する救助ヘリコプター(中央)。これまで大きな雪崩被害を受けたことがなく、安全と信じられていたベースキャンプにも氷壁が降るように雪崩が押し寄せ(左奥)、過去最悪の被害がでた=2015年、ネパール(AP)【拡大】
キャンプ1には約80人、キャンプ2には登山ガイド32人を含む登山者120人以上が足止めされていたとみられる。ベースキャンプには雪崩発生時、外国人400人を含む約1000人がいたとされ、ネパール政府は救助ヘリで負傷者70人以上をカトマンズに搬送した。雪崩では日本人の50代男性1人が死亡、札幌市の小幡友子さん(50)が負傷した。
ベースキャンプにいたドイツ人のヨスト・コブシュ氏の動画では、山頂に向けたカメラが、もうもうと白煙をあげて迫り来る雪崩を捉えていた。次の瞬間、周辺の登山者が一斉にテントに逃げ込む様子が映し出された。雪崩から逃れたルーマニア人のアレックス・ギャバン氏は、ツイッターで「(ベースキャンプでは)多くの人が死んだ。さらに多くが重いけがを負った。ヘリによる救助は時間との闘いだ」とつぶやいた。