首都カトマンズ市内のグンガブ地区で青い服の中国の緊急援助隊の支援を受けながら懸命の救出作業を行うネパールの救助隊=2015年4月28日、ネパール(岩田智雄撮影)【拡大】
登山者ほぼ全員救助
各国からの支援では、インドは航空機で水や食料、医薬品などを被災地に運び、500人以上の救助隊を派遣した。中国は、既に現地入りしている国際緊急援助隊62人のほかに、新たに兵士170人を派遣する予定という。
一方、雪崩で世界最高峰エベレスト付近の高地に足止めされていた登山者ほぼ全員が、28日までにヘリで救助された。
ビル十数棟が倒壊したカトマンズ北部のグンガブ地区では、現地入りした中国やトルコ、インドなどの救助隊の支援を受けて、がれきの下にいるとみられる大勢の人たちの捜索が続けられた。救出は時間との戦いとなっている。
所有者いらだち
「中には40人以上の客がいたが、ほとんどがまだがれきの下だ。早く助けてほしい」
4つのホテルが入居する7階建てビルの倒壊現場で、ホテル所有者の男性、カマル・バハドゥル・バンダリさん(35)は、降りしきる雨のなか、救出作業を見守った。28日未明にはトルコの救助チームによって1人が救出されたという。