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朝鮮総連トップ次男ら3人逮捕 マツタケ不正輸入、容疑否認 (3/4ページ)

2015.5.13 09:00

外為法違反容疑で逮捕され自宅を出る朝鮮総連の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長の次男、許政道(ジョンド)容疑者(右から2人目)=2015年5月12日午前、東京都足立区(宮川浩和撮影)

外為法違反容疑で逮捕され自宅を出る朝鮮総連の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長の次男、許政道(ジョンド)容疑者(右から2人目)=2015年5月12日午前、東京都足立区(宮川浩和撮影)【拡大】

 3月26日に捜査当局は許議長の自宅を家宅捜索。北朝鮮は4月2日、再調査をめぐる日朝政府間協議の中断をほのめかす通知を送付した。朝鮮中央通信によると、北朝鮮は家宅捜索を「前代未聞の国家主権侵害行為」と非難した。

 だが、日本政府は通知を「全く受け入れることはできない」とし、安倍晋三首相(60)は翌3日の拉致被害者家族との面会で、こう言い切った。「大切なことは、拉致問題を解決しなければ、北朝鮮がその未来を描いていくのが困難だということを北朝鮮側にしっかりと認識をさせていくことだ」

 安倍首相の発言は、北朝鮮の通知文を政府が「ブラフ(脅し)」とみていることを示している。現に通知では、日朝協議の打ち切りを明言しなかった。

 外貨不足に陥り、国際的に孤立を深めた北朝鮮が日本に接近し、拉致被害者の再調査は始まった。北朝鮮に対する制裁措置の一部が緩和されたとはいえ、外貨はいまだに得られていない。北朝鮮が日朝対話の舞台から降りる決断をするには、環境が整っていないことは明白だ。

朝鮮総連中央本部にはいまだに手をつけていない

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