玄氏は4月27、28両日、軍の「訓練指導官大会」参加者による公演観覧に出席した後、30日に行われた参加者と金第1書記との記念撮影には姿を見せなかった。
玄氏は4月13~20日にロシアを訪問。北朝鮮はその後、ロシアに招待されていたモスクワでの5月9日の対ドイツ戦勝70周年記念式典に金第1書記が出席できないと通知した。国情院は玄氏がロシアから帰国して間もなく粛清されたとしていることから、第1書記の訪露準備での不手際を問われたとの見方も出ている。
国情院はまた、金第1書記の側近グループの中で、昨秋以降に更迭が伝えられていた国防委員会の馬園春設計局長と朝鮮人民軍総参謀部の辺仁善作戦局長に加え、朝鮮労働党の韓光相部長も粛清または処分されたと報告した。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪違反の芽摘み、世代交代狙う≫
北朝鮮でまた高官が「粛清」された。金正恩第1書記は本格的な指導体制に入った2012年以降、叔父で事実上のナンバー2とされた張成沢・元国防副委員長の処刑を筆頭に、故金正日総書記を支えた世代を含む多数の幹部らを粛清。権力基盤の強化とともに、世代交代を加速させているようにも見える。