イラクの首都バグダッド郊外にラマディから避難してきた人々=2015年5月17日、イラク・アンバル州ラマディ(AP)【拡大】
米国防総省は17日、米軍など有志国がイラク軍の奪還作戦を支援していく考えを表明した。APによると、有志国側は17日、ラマディで空爆を実施したと発表した。
「イスラム国」は14日から15日にかけてラマディに進撃し、政府庁舎などを制圧、「イスラム国」の旗を掲げるなど全域を制圧する勢いを見せていた。
フランス公共ラジオによると、14日以降の治安当局や市民の死者は、約500人と推定され、逃げ遅れた市民が虐殺される恐れがあるという。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪シーア派民兵投入、米国と亀裂の恐れ≫
「イスラム国」のイラク中西部アンバル州の州都ラマディ制圧に対し、アバディ首相が方針を示したシーア派民兵組織の投入は、成果を期待できる一方、宗派対立を招きかねないもろ刃の剣だ。民兵はシーア派大国イランの支援を受けるため、介入を警戒する米国と、歓迎するイラク政府の間で亀裂を生む恐れがある。