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半数吹き抜け 火災施設と同構造 簡易宿泊所 川崎市が立ち入り検査 (5/5ページ)

2015.5.20 09:30

簡易宿泊などが立ち並ぶ東京・山谷地区。多くの高齢者や観光客が宿泊している=2015年5月19日、東京都台東区(橋本昌宗撮影)

簡易宿泊などが立ち並ぶ東京・山谷地区。多くの高齢者や観光客が宿泊している=2015年5月19日、東京都台東区(橋本昌宗撮影)【拡大】

  • 簡易宿泊所の立ち入り調査で、2階と3階が吹き抜けの「吉田屋」と似た構造の建物を調べる川崎市職員ら=2015年5月19日、神奈川県川崎市川崎区(荻窪佳撮影)

 日本最大の日雇い労働市場とされる「あいりん地区」(大阪市西成区)も事情は同じだ。65歳以上の高齢者は住人全体の約40%に当たる約8000人に上る。

 ある簡宿は築約60年で木造2階建て。廊下の両側に3畳間の居室が約20室並ぶが、スプリンクラー設置について経営者は「安い値段でギリギリでやっている。そんな費用を捻出できる余裕もない」とにべもない。

 こうした状況に、生活困窮者へ支援を行うNPO法人「山友会」の油井和徳理事(31)は「火災の責任を施設側だけに求めても、根本的な問題は解決しない。川崎市の火災は他人事ではない」と指摘。「簡宿が困窮した高齢者の受け皿になってしまうような構造に目を向け、低所得者が安全に暮らせる住まいを地域の中に整備しないと、また同じような悲劇は起こりうる」としている。(SANKEI EXPRESS

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