サイトマップ RSS

【相川梨絵のバヌアツ通信】エファテ島以外のサイクロン被害 (1/4ページ)

2015.5.20 17:30

タンナ島にある昔ながらの家。周りを覆うナタンゴラリーフは飛んでしまったものの、骨組みは健在です=2015年、バヌアツ(相川梨絵さん撮影)

タンナ島にある昔ながらの家。周りを覆うナタンゴラリーフは飛んでしまったものの、骨組みは健在です=2015年、バヌアツ(相川梨絵さん撮影)【拡大】

  • 伝統儀式「ナンゴール」の舞台となるバンジータワー=2015年、バヌアツ・ペンテコスト島(相川梨絵さん撮影)
  • 今年のナンゴール勇者となった男性=2015年、バヌアツ・ペンテコスト島(相川梨絵さん撮影)
  • サイクロン時のサント島。幸い、被害は最小限で済みました=2015年、バヌアツ(相川梨絵さん撮影)
  • バヌアツ

 今回は、3月にバヌアツを直撃した巨大サイクロンによる被害について、首都があるエファテ島以外にも目を向け、その後の様子をバヌアツ在住の友人たちに伝えてもらいます。

 ペンテコスト島 30代女性

 バンジージャンプの起源とされる伝統儀式「ナンゴール」で有名なペンテコスト島。毎年4~6月は多くの観光客が見物に訪れます。サイクロンの発生後、徐々に明らかになる被害状況の中で、ナンゴールの話題がなかなか出てきませんでした。「タワーを組むための木々やツルがないのでは、今年はナンゴールの開催が無理かもしれない」「この時期に1年分の収入を得る島民にとって大きな打撃になるかもしれない」-そんな声が聞こえだした3月の終わり、なんと「予定通り開催する」と連絡が入りました。

 幸いなことにナンゴールの行われる南西部は被害が少なく、4月11日にランスッスという村のナンゴールがスタートしました。今年初のナンゴールで、高さ15メートルにもなる最上部から勇敢にも飛び降りたのは、この村のケネディという青年でした。「すばらしい勇気だね。あなたの姿は今のこのバヌアツにパワーを与えてくれたと思う」と話しかけると、彼は少し照れくさそうに笑っていました。

サント島 グリーン真由美さん

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ