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1対1の約束からは簡単に逃げられない 映画「サンドラの週末」 ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督インタビュー  (2/4ページ)

2015.5.22 13:00

インタビューに応じるジャン=ピエール(左)とリュックのダルデンヌ兄弟=2015年3月27日、東京都渋谷区(宮崎瑞穂撮影)

インタビューに応じるジャン=ピエール(左)とリュックのダルデンヌ兄弟=2015年3月27日、東京都渋谷区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「サンドラの週末」(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督)。5月23日公開(ビターズエンド提供)。(C)Les_Films_du_Fleuve-Archipel_35-Bim_Distribuzione-Eyeworks-RTBF(Televisions,belge)-France_2_Cinema

 体調不良で休職中だったサンドラ(コティヤール)は復職のめどが立ったある金曜日、会社から電話で「解雇」を言い渡された。職員へのボーナスの原資を確保するために、職員1人を解雇しなければならないというのだ。すでに彼らの了承も得ているという。だが、同僚のジュリエット(カトリーヌ・サレ)のとりなしで、週明けの月曜日に16人の同僚全員による投票が実施されることになり、ボーナス支給を断念してサンドラの復職に賛成する者が多ければ、サンドラはそのまま仕事を続けることができることになる。まだ幼い2人の子供を持つサンドラは週末に同僚たちの自宅を訪ね、「賛成」に回るよう懇願するのだが…。

 リュック監督は、週末のうちにサンドラを一人ずつ同僚たちの説得に当たらせた夫、マニュ(ファブリツィオ・ロンジォーネ)のアイデアが勝負の分かれ目となったと強調した。「個別に同僚たちに会っておけば、サンドラの解雇に賛成した彼らの意見も、投票ではきっと変わるかもしれません。1対1で交わした約束から人間はそう簡単には逃げられません。もし投票の際、サンドラが目の前にいたら、同僚たちは『復職賛成』へと傾く可能性が高まるでしょう。1対1での約束の不履行は人間としてあるべき道徳に根ざした問題となるからです」

弱さに対する礼賛

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