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【世界自転車レース紀行】(27)トルコ 名所駆け抜け 贅沢なコース設定 (1/4ページ)

2015.5.25 17:30

大会最終日、イスタンブールの旧市街からガラタ橋を駆け抜ける。背後には荘厳なモスクが立ち並ぶ=2015年5月3日、トルコ・イスタンブール(田中苑子さん撮影)

大会最終日、イスタンブールの旧市街からガラタ橋を駆け抜ける。背後には荘厳なモスクが立ち並ぶ=2015年5月3日、トルコ・イスタンブール(田中苑子さん撮影)【拡大】

  • たくさんの船が停泊するアランヤからスタートした第2ステージ=2015年4月27日、トルコ・アランヤ(田中苑子さん撮影)
  • セルチュクの遺跡郡からスタートした第7ステージ=2015年5月2日、トルコ(田中苑子さん撮影)
  • 美しいトルコの民族衣装を纏ってゴール地点へやってきた子供たち=2015年4月30日、トルコ(田中苑子さん撮影)
  • ツアー・オブ・ターキーに出場した山本元喜(げんき、左)と黒枝士揮(しき)。将来が期待される若手日本人選手だ=2015年4月27日、トルコ(田中苑子さん撮影)
  • 第1ステージを制したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、エティックス・クイックステップ)が賞品として大量のバナナを受け取る=2015年4月25日、トルコ(田中苑子さん撮影)
  • トルコ・イスタンブール
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 4月26日から5月3日まで、8日間開催された「第51回プレジデンシャル・ツアー・オブ・ターキー」。「トルコ1周レース」とも呼ばれるこのレースは、多くのバカンス客が訪れる地中海沿いのビーチリゾート、アランヤからスタート。トルコ南西部を駆け抜け、豪華客船が立ち寄る港街イズミルからは、大会スポンサーのトルコ航空の飛行機で、トルコ最大の都市、イスタンブールへと移動。そして大会最終日はイスタンブールの旧市街を使った周回レースでフィナーレを迎えた。

 途中、一行は石灰棚が連なるパムッカレやセルチュクの遺跡群などトルコ各地の観光地を巡り、イスタンブールではトルコ最大の観光名所である旧市街のスルタンアフメトモスク(ブルーモスク)やアヤソフィアの前からスタートし、2階建ての美しいガラタ橋や、ヨーロッパ大陸とアジア大陸を結ぶ第一ボスポラス大橋を通り抜ける贅沢(ぜいたく)なコース設定だった。

 そしてこの大会では、多くのトップチームが好条件で招待され、また世界各国のメディアも招待される。自転車レースの中でも世界屈指といえるほどの大きな予算が動くのは、大統領の名前を冠した大会であり、国を挙げての一大イベントだからでもある。

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