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50代半ばだからこそ描けた「魂の彷徨」 「界」著者 藤沢周さん (5/5ページ)

2015.5.25 18:30

魂の彷徨を描いた藤沢周さん。タイトルの意図を「結界、境界…いろんな『界』を男がさまようという意味を込めた。字面も、なんだか呪術的でしょ」と明かす=2015年5月20日(塩塚夢撮影)

魂の彷徨を描いた藤沢周さん。タイトルの意図を「結界、境界…いろんな『界』を男がさまようという意味を込めた。字面も、なんだか呪術的でしょ」と明かす=2015年5月20日(塩塚夢撮影)【拡大】

  • もう一人、影響を受けた作家として「言語以前のところで書いているすごい方」と古井由吉さんをあげた。「『藤沢くんは言葉の結晶化が早い』と言ってくださったことがあって。言語化するぎりぎりのところで耐えなきゃいけないんだ、と気づいた。今回は、それが少しできた気がします」=2015年5月20日(塩塚夢撮影)
  • 「界」(藤沢周著/文芸春秋、1200円+税、提供写真)
  • 「珠玉」(開高健著/文春文庫、473円、提供写真)

 取材の最後、ふと振り向いて言った。「『書くということは野原を断崖のように歩くことだろうと思う』。僕を支える言葉の一つです」。開高健の、言葉だという。(塩塚夢、写真も/SANKEI EXPRESS

 ■ふじさわ・しゅう 1959年、新潟県生まれ。法政大学卒。書評紙『図書新聞』編集者などを経て、93年に『ゾーンを左に曲がれ』(『死亡遊戯』と改題)でデビュー。98年『ブエノスアイレス午前零時』で第119回芥川賞受賞。『刺青』『陽炎の。』『幻夢』など著書多数。2004年から法政大学経済学部教授。

「界」(藤沢周著/文芸春秋、1200円+税)

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