ブルワーズ戦の一回、中前打を放つジャイアンツ・青木宣親(のりちか)=2015年5月25日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー(ゲッティ=共同)【拡大】
米大リーグは25日、各地で行われ、ジャイアンツの青木はミルウォーキーでのブルワーズ戦に「1番・左翼」で出場し、4打数4安打2打点、1盗塁だった。1試合4安打は今季初。三回には今季2号本塁打を放った。チームは8-4で勝った。
古巣のブルワーズ相手に特別な思いがあった青木は、今季初の4安打と大暴れ。1点を追う三回の第2打席は、内角寄りのスライダーを豪快にすくい上げた。右翼席へ運ぶ同点ソロに「ここ最近は思ったようなスイングができてきたなと感じている」と納得ずくの打撃だった。
大リーグに移籍した2012年から最初の2年を過ごしたミルウォーキーでの今季2号で、「この球場はよく知っているし距離感も分かっている。懐かしい感じ」と感触をかみしめた。
5-4の六回は1死二、三塁で中前に強いライナーをはじき返し、今季15打点目。
さらに今季11個目の盗塁を決めてかき回し「いいプレーができた」と満足そうだった。(共同/SANKEI EXPRESS)