国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙で5選を果たし、記者会見に臨むゼップ・ブラッター会長=2015年5月30日、スイス・チューリヒ(ロイター)【拡大】
この点について、5月27日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)の社説は、「何百人もの労働者が国際労働法規と人権を侵害した環境のもとで死亡した」と厳しく批判。公正なスポーツ大会にふさわしくない開催地が選ばれたとの不信感をにじませつつ、「(18年W杯開催地の)ロシアとカタールは選定直後から(汚職がからんだ)“反則プレー”の疑いの目が向けられていた」とし、「選定の過程を厳密に検証すべきだ」と主張している。
「改革の第一歩は追放」
ニューヨーク・タイムズはブラッター会長の責任について、FIFAがこれといって目立った改革を実施してこなかったと指摘し、「問題は汚職職員だけにあるのではない。改革の第一歩はブラッター氏の即時追放だ」と指弾した。
米紙ワシントン・ポスト(電子版)も5月27日の社説で、「1998年から膨大な予算配分の権限を握ってきたブラッター氏は会長の職を終えるべきよい頃合いだ」と述べる。