弁護団は、ブラッター氏が会長ポストにとどまれば今後もW杯招致疑惑に関する公式コメントを求められ、その発言が自身に不利に働く可能性を指摘したとされる。
「眠れないだろう」
トップ交代は22年カタール大会の先行きを不透明にした。開催まで7年もの猶予があり、夏の酷暑を避けるために異例の11、12月への会期変更が決まったカタール大会については、開催国再選定を求める声も上がっている。
カタール大会は会場建設に従事する海外からの出稼ぎ労働者の人権問題で強い批判を浴び、欧州主要リーグのまっただ中に実施される日程にも不満がくすぶる。イングランド協会のグレッグ・ダイク会長(68)は「もし私がカタールの組織委員会の人間だったら、今夜は眠れないだろう」と話し、後ろ盾だったブラッター氏を失うことがカタールにとって大きな打撃になると予想した。