中部電力浜岡原発の(左から)3号機と4号機=2015年5月13日、静岡県御前崎市(共同)【拡大】
さらに念頭に置くのは、電力小売りの全面自由化だ。制度が始まれば、新規事業者が参入し、これまで本格的には進まなかった大手電力会社同士の競争も促進される見通し。競争力の鍵を握るのは電気料金で、電力会社は発電コストが比較的安いとされる原発の早期再稼働に躍起となっている。
九州電力や四国電力の再稼働に向けた手続きが進む中、中部電では14年2月に先行申請した浜岡原発4号機の審査が終了するめどは立っていない。静岡県の川勝平太(かわかつ・へいた)知事(66)も再稼働の是非を問う住民投票を実施する意向を示しており、早期の再稼働は難しい情勢だ。(SANKEI EXPRESS)