公式練習に臨む、日本代表の(左から)長友佑都(ゆうと)、谷口彰悟、宇佐美貴史、香川真司、岡崎慎司=2015年6月15日、埼玉県さいたま市緑区・埼玉スタジアム(中井誠撮影)【拡大】
ハリルホジッチ監督は、序盤から積極的に仕掛ける姿勢を選手に望む。相手に引いて守られても、少ないタッチでボールを回し3人目、4人目の動きで狭いスペースを有効に突けるか。サイドでも中央でも、隙を見つけて縦への速い攻撃を繰り出すのが理想の展開だ。
アジア2次予選は40チームが8組に分かれ、各組1位が最終予選に進む。万が一、2位になった場合は他組2位との比較で成績上位4チームに入らないと敗退となるため、勝ち点の上積みはもちろん、得失点差も広げておく必要がある。岡崎慎司(マインツ)、本田圭佑(けいすけ、ACミラン)を軸に攻勢に出て大量点がほしい。
ただ、直近の対戦である2004年のW杯予選では2試合とも1点差の勝利だった。早い時間帯に先制し、ペースを完全に掌握することが重要になる。(SANKEI EXPRESS)