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【逍遥の児】青春の市川で「さだまさし」展 (1/2ページ)

2015.6.16 11:30

 歌手、さだまさしさん(63)。長崎市出身。1965年、バイオリン修業のため上京した。中学生だった。その後、千葉県市川市に引っ越し、多感な青春時代を送った。

 「第2の故郷」といえる市川市の芳澤ガーデンギャラリーで企画展「さだまさしミュージアム」(7月26日まで)が開催中。京成市川真間駅で下車。ゆるやかな坂道を登っていく。着いた。美術館は緑に包まれていた。

 バイオリンやギター、楽譜、原稿、写真などを展示。興味深いのが、平川荘16号室。1970年代に暮らしたアパートを再現している。本人の言葉が記されていた。

 --この部屋で死んだ夢より生まれたものの方がぜったい多かった。

 企画した森綾子学芸員が笑顔で語る。「平川荘は取り壊されましたが、聞き取り調査を行い、できる限り忠実に再現しました」

 布団を敷いたままの万年床。夏でも使っていた電気こたつ。ギター、ラジオ、文庫本などが雑然と並ぶ。主食は即席ラーメン。使用済みのティーバッグ(紅茶)を窓際に干し、何度も使い回して飲んだという。

「平川荘はファンにとって聖地ともいえる場所です」

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