米近現代美術の分野では世界的に有名なニューヨーク・マンハッタンの「ホイットニー美術館」が建て替え・移転工事を終えてリニューアルオープンすることになり、23日、報道陣に公開された。総事業費4億2200万ドル(約504億円)を投じ、イタリアを代表する建築家レンゾ・ピアノ氏(77)が設計した建物は、柱がない広大な展示スペースを含む斬新な構造を持つ。場所も高級住宅街のアッパー・イースト・サイドから、再開発が進み流行に敏感な人々が集う南西部ミートパッキング地区に移った。ニューヨークに新たなランドマークが誕生する。
最大級のスペース
AP通信やロイター通信などによると、館内は9階建てで広さは野球のグラウンド2個分に相当する約2万平方メートルで、移転前の約2倍に増床された。5月1日に開館する。
展示スペースは館内4600平方メートル、野外が1200平方メートルだが、館内(5階)にある1670平方メートルの企画展示スペースは、柱のない構造の展示スペースとしてはニューヨーク最大級。上層階にはテラスなどもあり、ハドソン川や摩天楼の風景も堪能できる。