前半、ヘディングシュートする本田圭佑(けいすけ、右)=2015年6月16日、埼玉県さいたま市緑区の埼玉スタジアム(松永渉平撮影)【拡大】
16日、埼玉スタジアムで行われたサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選E組の日本はホームでシンガポールと対戦、終始、ボールを支配して20本以上のシュートを放ったが、最後までゴールを奪えず0-0で引き分けた。
前半から圧倒的に優位に試合を進めた日本は、本田圭佑(けいすけ、ACミラン)、香川真司(ドルトムント)らがシュートを放ったが先制できず折り返した。
後半も岡崎慎司(マインツ)や本田のヘッドが相手GKのファインセーブに阻まれ、槙野智章(浦和)のシュートも左ポストをたたく。結局、最後まで得点を奪えず、シンガポール相手にスコアレスドローという厳しいスタートとになった。
3月に就任したハリルホジッチ監督の下、6大会連続の本大会出場を狙う日本にとって、予選最初の試合となったシンガポール戦。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が52位で、シンガポールは154位。だが、格下のシンガポール相手に、ここまで浸透させてきた少ないタッチ数で縦に素早いサッカーはなりを潜めた。