ポルトガルと中国の文化が交錯する都市、マカオ。聖ポール天主堂跡に代表される世界遺産の数々は歴史の秘話を物語り、高さ338メートルのマカオタワーは街を一望させてくれる。開発が進むコタイ地区ではカジノやショー、ショッピングを存分に楽しむことができ、そこはまるで別世界。躍動感あふれるマカオは何日滞在しても旅行者を飽きさせないダイナミックで繊細な魅力に満ちている。
マカオ航空の直行便は、成田空港から週に4便、関西空港からは毎日運航し約4時間のフライトで到着する。
マカオの歴史は16世紀にポルトガル人が到来し、中国・明王朝との交易が始まったことに始まる。来航したポルトガル人たちは居留地をつくりマカオを日本や中国への貿易拠点にするとともに、カトリック教会の布教の拠点にした。
ひしめく世界遺産
街の象徴、聖ポール天主堂跡やその一帯は歴史市街地区に指定され多くの世界遺産がひしめく。日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの上腕骨が納められた聖ヨセフ聖堂や壁面にフレスコ画が描かれたギア教会、民政総署の前のセナド広場などを巡ればマカオでしか味わえない神秘的な異国情緒に浸ることができる。クリーム色やピンク、薄い緑色をした洋館が立ち並ぶ風景はヨーロッパの町並みそのもの。マカオ博物館ではポルトガル人が古くに描いた世界地図や中世の暮らしぶりなどが紹介され歴史ファンには必見だ。