故郷や家族、夢や挫折、闘病経験…。自分の生きてきた軌跡をまとめる「自分史」への関心がシニア世代を中心に高まっている。書き方を教える講座も人気だ。今年は戦後70年という節目の年だけに、自分史に取り組む人が増えそうだという。
自分史活用推進協議会の前田義寛代表理事は「自分史は人生を振り返る、またとない機会。戦後70年の今年は、自分史に取り組むには良いタイミングです」と話す。
自分史は、自分の生きてきた軌跡をまとめたもので、文章に写真を加えて製本するケースが多い。最近では、生涯学習やパソコン教室など自分史の書き方を学ぶことができる場も増えた。定年退職後に自分史に取り組む人が多く、仕事や病気の経験など、内容はさまざまだという。出来上がった自分史は、家族に渡す人もいれば、自分の会社の社員や取引先に渡す人もいるという。
前田代表理事は「他人が読んでも楽しい自分史を目指してほしい。同じ経験や仕事をしている人が読んで、役に立つような自分史もあります」。