七回、3ランを放ちベンチで迎えられる巨人・高橋由伸(よしのぶ)=2015年6月20日、東京都文京区・東京ドーム(共同)【拡大】
負ければ首位ながら勝率5割まで落ち込む屈辱を目前で免れた。原監督も「久しぶりに見事な打球」とねぎらった。高橋由は「新たな気持ちで挑むしかない」と浮かれることなく先の長い道のりを見据えた。
一方、中日は、前夜に終盤の逆転劇を演じた打線は沈黙した。代打福田のソロ本塁打で辛うじて零敗を免れるのがやっとだった。谷繁監督は「相手投手を攻略しないと勝てないよ」と自嘲気味に話した。
首位巨人との差は再び3.5ゲームに開き、気が付けば5位で最下位に並ぶ広島、ヤクルトとゲーム差なしの4位に追い込まれた。(SANKEI EXPRESS)