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【プロ野球】DeNA、交流戦10連敗 投手陣踏ん張れず (1/2ページ)

2015.6.16 10:50

10連敗を喫し、厳しい表情で引き揚げるDeNAの中畑清監督=2015年6月14日、北海道札幌市豊平区・札幌ドーム(共同)

10連敗を喫し、厳しい表情で引き揚げるDeNAの中畑清監督=2015年6月14日、北海道札幌市豊平区・札幌ドーム(共同)【拡大】

 あの快進撃の勢いはどこへ行ってしまったのか-。14日、DeNAの1分けを挟んだ連敗は2008年以来の10にまで達した。交流戦で3勝14敗1分けの最下位に加え、勝率.176も歴代ワースト。セ・リーグ首位を快走し最多で11あった貯金はなくなり、借金1に転落した。中畑清監督(61)は「負けは俺の責任。全体的に力負けした」と顔から笑みが消えた。

 11年目となる交流戦で勝ち越したシーズンは3度のみ。今季も鬼門で、もがき苦しんだ。低迷した大きな要因は踏ん張れなかった投手陣だ。期間中のチーム防御率は4.73と次々と失点を重ねる状況では白星をつかむには厳しかった。

 目立ったのが暴投での敗戦だった。10日の楽天戦では4-4の八回に平田が記録して決勝点を許し、12日の日本ハム戦では延長十一回に国吉の暴投でサヨナラ負け。川村投手コーチは「止めてくれると思っていくしかない。そこは投手と捕手の信頼関係だから」と険しい表情で話す。今季は既に41も数えているために、今後の戦いでも解消すべき課題だ。

幸いなことにセの他球団も交流戦で苦戦

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