コパ・アメリカの準決勝、チリ対ペルー戦で、国旗を振ってチリ代表を応援するサポーター。地元代表の活躍で、チリ全土は冬の寒さを吹き飛ばす熱気に包まれた=2015年6月29日、チリ・首都サンティアゴ(AP)【拡大】
会談中止にも理解
現地時間の4日に行われる決勝戦のチケットはまさに“金券”と化し、40ドルの標準的な席の券がネットオークションで625倍の2万5000ドルという値がついた。バチェレ大統領も観戦するが、実は大統領はチリ訪問中のペルーのオジャンタ・ウマラ大統領(53)と会談する予定だった。首脳会談をキャンセルしての応援となったが、相手のウマラ大統領も「こんな時に大統領がスタジアムにいなかったら、国は大変なことになる。アルゼンチンは何回も優勝しているし、私もチリを応援する」と理解を示した。
サッカーが人生、サッカーが国家とも言うべき「地域柄」がそこにはある。
■コパ・アメリカ 南米サッカー連盟が主催する、世界で最も古いナショナルチーム(代表)による大陸選手権大会。1916年にアルゼンチンで第1回大会が行われ、67年(第29回)まで原則1~2年の間隔で不規則に開催されてきた。一時中断していたが75年にホーム&アウェー方式で復活。2004年から原則4年ごと、集中開催方式で行われるようになり、今年の大会が44回目。優勝回数はウルグアイが最も多く15回、次いでアルゼンチン14回、ブラジル8回となっている。