8回1失点で7勝目を挙げた阪神・藤浪晋太郎=2015年7月5日、神奈川県横浜市中区・横浜スタジアム(共同)【拡大】
プロ野球は5日、デーゲーム6試合が行われ、セ・リーグ首位の阪神は藤浪の好投と打線がかみ合い、8-1でDeNAに快勝、2連勝で貯金1とした。
藤浪は8回12奪三振の力投で1点に抑え、自身6連勝で7勝目。三回にゴメスのソロで勝ち越し、六回2死満塁で上本が走者一掃の二塁打。七回はマートンと鳥谷にも適時打が出た。
勢いが止まらない。6連勝の阪神・藤浪は、5四死球と制球に苦しみながらも12三振を奪う投球に「粘り強く投げられた」と納得の表情を浮かべた。
連勝中は全て鶴岡とバッテリーを組んだ。20年目のベテラン捕手の巧みなリードが右腕の持ち味を最大限に引き出している。この日は藤浪が「そんなにマークされる球種じゃない」と言うフォークボールを多投。直球やカットボールを狙う打者の意表を突いた。