前列左から「グッド・エイジング・エールズ」代表の松中権(まつなか・ごん)さん、一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる、カフェチームの橋本美穂さん。後列左からホームチームの増崎孝弘さん、ステーションチームのらんらんさん、ワークチームの川村あさ子さん=2015年5月16日(tobojiさん撮影、撮影協力:カラフルステーション)【拡大】
今回、取材を行ったのは東京都渋谷区神宮前の「カラフルステーション」。レストラン、ギャラリー、シェアオフィスを備えた心地よい空間だ。壁一面に飾られたスタイリッシュなモノクロ写真は、シンガポール出身の写真家、レスリー・キーが撮影したもの。多彩なLGBTのポートレートをさまざまなフォトグラファーが撮影し、広く公開することで理解啓発を進める 「OUT IN JAPAN」というプロジェクトだ。
担当のらんらんさんによると、「これをキッカケにカミングアウトできたという人もいる」という。「2020年までに1万人の撮影が目標。スポンサーを探しています」。ステーションチームでは、地元にオフィスをかまえるポット出版とフリーマガジン「神宮前2丁目新聞」を発行するなど、積極的に地域にコミットしている。「LGBTだけでなく、みんなにとって居心地いい空間を増やしていくこと」を目標としているからだ。
その試みの一つとして11年から神奈川県葉山町に夏季限定の「カラフルカフェ」をオープン。今年も4日からカフェと、さらに海の家「UMIGOYA」とのコラボがスタートした。担当する橋本美穂さんは、「最初、地元の人たちは戸惑っていた。でも一緒にお神輿(みこし)をかつがせてもらったりして交流していくことで、人として認めてもらえるようになり、変わってきた」と話す。