サイトマップ RSS

危険ドラッグ販売 店舗「壊滅」もネット潜行 (2/3ページ)

2015.7.11 06:30

警視庁と厚労省関東信越厚生局麻薬取締部が押収した危険ドラッグなど=2015年7月10日午前、東京都千代田区(共同)

警視庁と厚労省関東信越厚生局麻薬取締部が押収した危険ドラッグなど=2015年7月10日午前、東京都千代田区(共同)【拡大】

  • 昨年6月に池袋で起きた暴走事件が、危険ドラッグの法規制強化のきっかけになったが、業者の捜査逃れが横行している=2014年6月24日、東京都豊島区西池袋(共同)

 危険ドラッグの取り締まり強化の契機になったのが、昨年6月に危険ドラッグを吸ったとされる男の車が池袋で暴走し7人が死傷した事件だ。この後、法規制が強化され、昨年3月末で全国に215店舗あった販売店舗は、今回摘発された歌舞伎町の2店舗だけになっていた。

 また、医薬品医療機器法に基づき、厚労相や都道府県知事がネット販売対策として昨年12月以降、危険ドラッグを販売している疑いのある235サイトについてプロバイダーなどに削除を要請した結果、今月9日までに189サイトが閉鎖したり、販売を中止したりした。

 摘発逃れ業者移行

 取り締まりの一定の効果は出ているものの、捜査から逃れるため、インターネットやデリバリーで危険ドラッグを販売する業者が横行しているのが実態だ。

 危険ドラッグは大規模な設備や専門知識がなくても、原料さえ入手できれば手軽に製造できる。ネット上には、今も「合法ハーブ」や「アロマ」をうたった販売サイトが存在し、捜査関係者は「摘発逃れでネットや宅配に移行している業者は多い」と指摘する。

塩崎恭久厚労相「危険ドラッグの販売店舗は全滅した」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ