ギリシャのエーゲ海に浮かぶサントリーニ島で、断崖絶壁を背にセルフィーを撮る観光客。ただ、旅の思い出を大切に守りたいのなら、危険な位置取りでの撮影はなるべく控えた方が無難だ=2015年7月1日(ロイター)【拡大】
クールさ伝えるよりも
ロシア以外でもセルフィー絡みの事故が多発している。ポルトガル南西部のロカ岬では、ポーランドから来た観光客の夫婦が断崖絶壁で自撮りに熱中し、幼い2人の子供たちの前で誤って転落死した。ルーマニアでは、停車中の電車の屋根によじ上った若い女性が、横たわって足を宙に浮かせた際に高圧電線に触れ、感電死した。米国でも、自動車運転中の自撮りが原因の衝突事故が頻発し、複数の死者が出ている。
セルフィーは一度はまってしまうと、それこそ一日に何十枚も自分の写真を撮らずにはいられなくなり、交流サイトへの投稿で「自分はこんなにエキサイティングな生活を送っている」ということを世界中の人に伝えずにはいられないという“中毒症状”に陥りやすいとされる。
しかし、危険を顧みずに事故を起こしてしまっては、クールもかっこいいもあったものではなく、人生そのものを失ってしまうことを忘れてはならない。(SANKEI EXPRESS)