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祇園祭前祭 ずぶぬれ 台風の山鉾巡行 (4/4ページ)

2015.7.21 13:30

祇園祭前祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)で雨の御池通りを進む山鉾。手前は先頭を行く長刀鉾(なぎなたぼこ)=2015年7月17日午前、京都市中京区(御池通新町から東を望む、志儀駒貴撮影)

祇園祭前祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)で雨の御池通りを進む山鉾。手前は先頭を行く長刀鉾(なぎなたぼこ)=2015年7月17日午前、京都市中京区(御池通新町から東を望む、志儀駒貴撮影)【拡大】

  • 祇園祭の神幸祭で激しい雨が絶え間なく降る中、「ホイットー」のかけ声とともにご祭神をのせた神輿を力強く差し上げる担ぎ手たち=2015年7月17日午後6時30分、京都市東山区の八坂神社石段下(田中幸美撮影)
  • 緊張した面持ちで長刀鉾(ながなたぼこ)に乗り込む稚児の内藤颯大君。稚児は神の使いとされるため、足を地につけて歩くことなく、鉾には強力(ごうりき)に抱えられて乗り込む=2015年7月17日午前、京都市中京区(田中幸美撮影)
  • 四条河原町の交差点で、鉾の向きを90度転換させる豪快な辻回しを行う船鉾(ふねほこ)=2015年7月17日午前11時57分、京都市下京区(竹川禎一郎撮影)
  • 雨が降りしきる中、新町通を進む太子山を見守る人々=2015年7月17日午後、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 時折降る雨の中、長刀鉾(ながなたぼこ)を先頭に祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)がスタートした=2015年7月17日、京都市(田中幸美撮影)

 関係者によると巡行が中止になったのは、阪急電鉄京都線の大宮-河原町間の地下の延伸工事が行われた1962(昭和37)年に前祭、後祭(あとまつり)ともに取りやめたのが直近となる。記録が残る限り荒天で中止された例はないという。

 今回は、交通規制を設定し直すことが難しいことなどから、日程の延期や時間をずらしての実施は当初から検討されていなかった。

 祇園祭は平安時代初期の869(貞観11)年、都を中心に全国に疫病が流行した際、八坂神社のご祭神、スサノオノミコトの祟(たた)りとされて疫病退散を祈願した「祇園御霊会(ごりょうえ)」が起源とされる。当時の国の数66にちなんで66本の矛を神泉苑に立てて、祇園社(現在の八坂神社)からは神輿が送られたという。山鉾巡行は応仁の乱や第二次大戦の影響で中止されたことはあった。しかし、巡行の後に行われる神幸祭の神輿渡御(みこしとぎょ)の露払いとして悪霊を集める祭礼と位置づけられるため、天候については「小雨決行、大雨強行」といわれてきた。(撮影:田中幸美(さちみ)、志儀駒貴、竹川禎一郎/SANKEI EXPRESS

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