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喜劇王へのオマージュ 随所に 映画「チャップリンからの贈りもの」 ユージーン・チャプリン (1/4ページ)

2015.7.24 14:00

「事件は人間の想像を超えたもので、遺体の誘拐を知った私は絶句しました」と振り返るユージーン・チャプリンさん=2015年5月26日、東京都港区(野村成次撮影)

「事件は人間の想像を超えたもので、遺体の誘拐を知った私は絶句しました」と振り返るユージーン・チャプリンさん=2015年5月26日、東京都港区(野村成次撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「チャップリンからの贈りもの」(グザヴィエ・ボーヴォワ監督)。公開中(クラシック提供)

 チャールズ・チャプリン(1889~1977年)のひつぎを“誘拐”して身代金を要求する-。という何ともばかげた実話をベースに、フランスのグザヴィエ・ボーヴォワ監督(48)が随所に喜劇王へのオマージュを散りばめた心温まる人間ドラマを仕立て上げた。タイトルは「チャップリンからの贈りもの」。このあまりにも不謹慎な事件の映画化に賛成し、遺族の一人として全面的に協力したチャプリンの四男、ユージーン・チャプリン(61)が先日、本作のプロモーションで来日した。

 「父の精神を継承」

 SANKEI EXPRESSの取材に応じたユージーンは「もし父が天国でこの映画を見たら、まずは『自分に美しいオマージュをささげてくれた作品が完成したこと自体がうれしい』と感じてくれるでしょう」と偉大なる父親の気持ちを推し量った。ユージーン自らも「作品には『ヒューマニズム』という父の精神がきちんと受け継がれているばかりか、物語もオリジナルで興味深いものでした。感動しましたよ。この作品を見た大勢の人たちが私に『この作品が好きだよ』と声をかけてくれるのも理解できます」と、熱心に映画化を訴え続けたボーヴォワ監督に謝意を示した。

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