最新作のコート「pot-au-feu(ポトフ)」の中には、2007年秋冬のワンピース「ceremony」を合わせた(展覧会「1∞ミナカケル」から)=2015年6月7日、東京都港区(三尾郁恵撮影)【拡大】
「日常生活では自分でモノを作る時間がない人が多い。そんな人のために食材と、調理を手伝う人をそろえる。家に帰って『あの時やったことをやろう』と思えば生活は豊かになる。してもらうより、自分で何かした記憶は体に残るのでかえって楽しい。単に体を休めるのではなく、心が楽しくなる能動的な旅を体験してほしい」
掛け合わされる思い
5、6月にかけて東京・青山で20周年記念展「1∞ミナカケル」を開催。タイトルは「製品が生まれるまでには多くの人の技術や思いが掛け合わされている」との思いを反映した。子供から大人まで、大勢のファンが全国から詰めかけた。
「100年は続けたいとしても僕が関われるのは30年くらい。若い人たちにバトンを渡していく時間も必要だと思う」
社員の9割が女性で、子育て中の時短や子連れ勤務もありという柔軟なミナ ペルホネン。心が豊かな人たちが、着ると心を豊かにする服を作っている。(文:藤沢志穂子/撮影:三尾郁恵、荻窪佳/SANKEI EXPRESS)
■ミナ ペルホネン 白金台店 東京都港区白金台5の18の17の3階。(電)03・5420・3766。正午~午後8時、月曜定休。
※価格は税別です。