テニスのシティ・オープンへの意気込みを語る錦織圭(にしこり・けい)=2015年8月3日、米国・首都ワシントン(共同)【拡大】
米ワシントンで行われているテニスのシティ・オープンの男子シングルスで、錦織圭(にしこり・けい、日清食品)が左脚のけがで2回戦棄権となったウィンブルドン選手権以来の実戦に臨む。3日の記者会見では「全米オープン(8月31日開幕)までの数週間を大切にしたい。(夏の目標は)いい結果を出すことしかない」と、全米準優勝へとつなげた昨夏の再現を思い描いた。
ウィンブルドン後は1週間ほど休んで左脚の回復に努めた。その後はマイケル・チャン・コーチのいるカリフォルニアで調整。「球出し練習だったり、直すところの反復練習だったり基本的なことに取り組んだ」と初心に帰って夏の北米シーズンに備えてきた。
昨年のこの大会は右足の痛みを抱えながらベスト8入り。その後の2大会は欠場したものの、全米で日本選手初の四大大会決勝進出を果たした。
第2シードの今回は4日(日本時間5日)の2回戦が初戦。「しっかり練習ができているし、いい感覚でプレーができると思う」と、得意のハードコートでの戦いを待ち望んでいた。(共同/SANKEI EXPRESS)