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平和への思い 次世代に継承 「原爆の日」70年 小6、世界に呼び掛け (2/3ページ)

2015.8.7 00:00

平和記念式典で原爆死没者名簿を奉納する松井一実・広島市長ら=2015年8月6日、広島県広島市中区中島町の平和記念公園(甘利慈撮影)

平和記念式典で原爆死没者名簿を奉納する松井一実・広島市長ら=2015年8月6日、広島県広島市中区中島町の平和記念公園(甘利慈撮影)【拡大】

  • 平和記念式典で「平和への誓い」を読み上げる桑原悠露君(左)=2015年8月6日、広島県広島市中区中島町の平和記念公園(甘利慈撮影)

 安倍首相は「『核兵器のない世界』の実現に向けて、一層の努力を積み重ねていく決意だ。今年秋の国連総会では新たな核兵器廃絶決議案を提出する」と強調した。

 「当たり前」に感謝

 首相挨拶に先立ち、「平和への誓い」を宣言した広島市立白島小6年、桑原悠露君(12)=広島市中区=は、「祖母が体験したつらさを胸に、今ある平和の大切さを伝えたい」と話した。

 学校で4月、平和についての作文を書く宿題が出され、初めて祖母(72)の被爆体験を聞いた。祖母は2歳の時に広島市の自宅で被爆。爆風で割れたガラスの破片が手に刺さり、今も痕が残る。当時の記憶はないが、祖父と結婚する際、差別を恐れた家族から、被爆者であることを隠すよう言われたという。悲しそうに語った祖母の顔が忘れられない。

 代表に選ばれ、祖母は励ましの手紙をくれたが「私のせいで被爆3世にしてしまってごめんね」と書かれていた。桑原君は「おばあちゃんはそれだけつらい思いをしたんだ」と改めて思った。

 学校の平和学習で、熱線で皮膚が焼けただれた写真を見たり、被爆者の証言を聞いたりした。今ある「当たり前の平和」な生活に感謝することの大切さを感じ、核兵器のない世界へとつなげていくため、宣言で世界に呼び掛けた。

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