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平和への思い 次世代に継承 「原爆の日」70年 小6、世界に呼び掛け (3/3ページ)

2015.8.7 00:00

平和記念式典で原爆死没者名簿を奉納する松井一実・広島市長ら=2015年8月6日、広島県広島市中区中島町の平和記念公園(甘利慈撮影)

平和記念式典で原爆死没者名簿を奉納する松井一実・広島市長ら=2015年8月6日、広島県広島市中区中島町の平和記念公園(甘利慈撮影)【拡大】

  • 平和記念式典で「平和への誓い」を読み上げる桑原悠露君(左)=2015年8月6日、広島県広島市中区中島町の平和記念公園(甘利慈撮影)

 「本当の戦争知って」

 一方、平和宣言に体験談が引用された広島市の河内政子さん(86)。当時16歳の高等女学校4年生だった河内さんは、爆心地から約2キロの祖母宅で被爆した。その日は学徒動員が休みで「自宅が空襲に遭ったら一家全滅だから」と前夜のうちに1人、祖母宅に行かされていた。

 3日後、爆心地近くの自宅に行くと、父は玄関で、2歳上の姉は台所で白骨となっていた。炊事場には上半身が黒こげで、下半身が白骨となった母の姿があった。

 25歳のころ、教師として働いていた小学校で、楽しそうに戦争ごっこをして遊ぶ子どもたちを見た。本当の戦争を知ってもらいたいと、封印していた体験を話すようになった。

 「殺さなければ殺される。戦争は人間の生きる道ではない」。原爆で死んでいった人の無念な思いを平和につなげたいと、語り続けている。(SANKEI EXPRESS

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