創業者の重光武雄(韓国名・辛格浩(シン・ギョクホ))氏(92)の威光を借り、次男で韓国ロッテ会長の昭夫(東彬(ドンビン))氏(60)をロッテホールディングス(HD)副会長から解任しようとした、長男で前HD副会長の宏之(東主(ドンジュ))氏(61)が、日本の経済紙のインタビューに真っ先に応じ、韓国メディアにも日本語で答えたのがきっかけの一つだった。
朝鮮日報は7月31日のコラムで、宏之氏について「韓国国内には人脈も活動拠点もなく、事実上、日本人だ」と指摘。
メディアの追及に「ロッテは韓国企業だ」と弁明した昭夫氏に対しても、(1)30代まで日本国籍を保持し、兵役に就かず(2)妻が日本の財界大物の娘(3)その長男は日本国籍で日本人女性と結婚した-ことを挙げ、「一族の『日本色』はますます強まっている」と論じた。
国粋主義に流れるリスク
中央日報の8月5日のコラムは、武雄氏が安倍晋三首相(60)の父や祖父の岸信介(のぶすけ)元首相(1896~1987年)と「親密な関係を重ねた」ことを問題視。