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ベトナム「最後の秘境」フーコック島 ヌックマム名産地に開発の波 (1/3ページ)

2015.8.11 15:00

夕陽に染まる海を航海する漁船=2015年6月27日、ベトナム・フーコック島(佐藤良一さん撮影)

夕陽に染まる海を航海する漁船=2015年6月27日、ベトナム・フーコック島(佐藤良一さん撮影)【拡大】

  • ベトナム最後の秘境と呼ばれるフーコック島だが、急速にリゾート開発が進む=2015年6月27日、ベトナム(佐藤良一さん撮影)
  • 木の樽で1年寝かせて造る昔ながらの製法が息づくヌックマム工場=2015年6月27日、ベトナム・フーコック(佐藤良一さん撮影)
  • ヌックマムの醸造所で働く作業員=2015年6月27日、ベトナム・フーコック島(佐藤良一さん撮影)
  • ヌックマムの原料となるイワシを採る漁船=2015年6月27日、ベトナム・フーコック島(佐藤良一さん撮影)
  • フーコック島の名産は近海で採れた魚介類=2015年5月16日、ベトナム・フーコック(佐藤良一さん撮影)
  • ベトナム料理には欠かせないヌックマム=2015年6月27日、ベトナム・フーコック島(佐藤良一さん撮影)
  • ベトナム・フーコック島

 ベトナムの南の玄関口であるタンソンニャット空港(ホーチミン)から空路で約1時間。肌にまとわり付くようなホーチミンの不快指数が嘘のようだ。心地よい海風が肌をなでる。ベトナム最南端のフーコック島は、タイ湾に浮かぶベトナム最大の離島。最大といっても淡路島ほどの小さい島で、ベトナム料理に欠かせないヌックマム(魚醤(ぎょしょう))の一大生産地として、国内では昔から知られている。

 町へ出た。10年ほど前に訪れたときとは、島の様子がずいぶん変わっている。赤土だった島の幹線道路はきれいに舗装され、降り立った空港に至っては島の南側に新設された新国際空港となっていた。この数年で開発の波が押し寄せているようだ。

 島内面積の7割が国立公園に指定されるほど手付かずの自然が残り、西側に延びる数キロにも及ぶビーチの美しさは、欧米人を中心としたバックパッカーに人気のスポット。数年前まではそんな島だった。

 近年、豊かな自然を背景に「エコ・ツーリズムおよびリゾート開発」を政府が承認。今では外資系を含めた大型リゾートホテルが建ち、カジノホテルや複数のゴルフ場の計画も進められている。新国際空港に続いて、大型客船が入港可能な国際港の整備も進められるなど、「ベトナム最後の秘境」を売りに、国内外からの観光客誘致策が急ピッチで動き始めている。

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