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ネットで簡単「作られる死」  専門家警告 偽医者が公的書類提出可能 (1/3ページ)

2015.8.12 00:00

ハッカーやサイバー攻撃による被害は深刻さを増す一方で、とうとうネット上で他人を“抹殺”することも可能に…=2015年6月23日、ポーランド・首都ワルシャワ(ロイター)

ハッカーやサイバー攻撃による被害は深刻さを増す一方で、とうとうネット上で他人を“抹殺”することも可能に…=2015年6月23日、ポーランド・首都ワルシャワ(ロイター)【拡大】

 「I will Kill You(あなたを殺します)」-。米ラスベガスで、こんな物騒なタイトルの講演会が開かれ、ネット上で他人を完全に“抹殺”する方法が紹介され、欧米に衝撃が広がっている。欧米ではネット上で死亡届など公的書類を提出できるシステムを運用している国もあるからだ。医師や葬儀業者になりすまし、偽造した死亡届を出すという、極めてシンプルな手口だけに、関係者は犯罪や復讐(ふくしゅう)を誘発すると警鐘を鳴らす。日本でもサイバー攻撃や情報流出被害が深刻さを増しており、決して対岸の火事ではない。

 デジタル化進む欧米衝撃

 講演会は、1993年から毎年この時期に開かれているハッカーの国際イベント「デフコン23」の一つとして行われた。

 AFP通信や豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(電子版)などによると、講師は、豪メルボルンを拠点に世界的なビジネスを展開するコンピューター・セキュリティー会社「カストディアン」の研究者兼最高経営責任者(CEO)、クリス・ロック氏。

死亡証明書を偽造する目的で葬儀業者を装うことも簡単

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