8月7日のタイガース戦の九回、右腕に打球を受け、顔をしかめるレッドソックスの上原浩治(左)=2015年、米ミシガン州デトロイト(AP)【拡大】
米大リーグ、レッドソックスは10日、抑えの上原浩治投手(40)が右手首の骨折と診断され、今季絶望の見通しになったと発表した。
7日のタイガース戦で右手首付近の前腕部に打球を受け、精密検査を受けるため9日にチーム遠征先のデトロイトから本拠地ボストンに戻っていた。球団は近く故障者リストに入れる手続きを取る予定。
チームとの契約を2年延長して迎えた今季は左太もも裏の張りで出遅れたものの、ここまで43試合に登板し、2勝4敗25セーブ、防御率2.23の好成績をマーク。5月には日米通算100セーブを達成していた。
上原がタイガース戦で負傷した場面は、闘争心を前面に出した結果のアクシデントだった。
九回1死満塁のピンチで登板。イグレシアスから三振を奪った後、次のキンズラーのライナー性の当たりに対し、とっさに利き腕を出した。打球の直撃を受けた手で一塁へ送球し、25セーブ目を挙げた上原は「無意識のうちに出してしまった」と、アウトを取りたいとの本能によるプレーであることを強調した。