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【終戦70年】「ひ孫」も献花 語り継ぐことが使命 (3/4ページ)

2015.8.16 08:30

青少年代表として献花した増永佳路林(かろりん)さん=2015年8月15日、東京都千代田区の日本武道館(長尾みなみ撮影)

青少年代表として献花した増永佳路林(かろりん)さん=2015年8月15日、東京都千代田区の日本武道館(長尾みなみ撮影)【拡大】

  • 戦没者追悼式に参列した南颯翔(はやと)君=2015年8月15日、東京都千代田区の日本武道館(石野哲郎撮影)
  • 父親の篤志さんに抱かれ、戦没者追悼式の会場に向かう最年少参列者の宮城天音(あまね)ちゃん=2015年8月15日、東京都千代田区・日本武道館(長尾みなみ撮影)

 一度だけ嶋之●(=凾のうけばこの中の下にレッカ)さんの写真を見せてもらったという颯翔君は「死にに行く顔じゃなかった」。曽祖父の表情はりりしく見えた。

 今年4月、祖父の文雄さん(73)に誘われ、沖縄県で行われた大阪府出身戦没者の慰霊式に参列。霊名簿の中に「嶋之●(=凾のうけばこの中の下にレッカ)」の文字を目にした。「じいちゃんの話は本当やった」。写真と伝聞でしか知らない曽祖父が生きていた証しのように感じた。

 沖縄で戦跡を巡り、沖縄戦の体験者から話を聞いたことで、先の戦争への関心は格段に強くなった。「学校で勉強してきたけど、自分の目で現場を見たことは大きなことやった」

 曽祖父のことを語り継いでほしいという祖父の気持ちは理解している。追悼式では「同じ年の子がもう少し多いと安心できるのに」と嘆き、「次の世代へ伝えていく人は必要やと思う。知らないと戦争を繰り返してしまうから。今はひいじいちゃんのことをもっと知りたい」と素直な思いを口にした。「今年の夏は特別すぎる。戦争を学びすぎたわ」。曽祖父へ語りかけるように天井を見上げた。

最年少参列で「手を合わせる」

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