破壊された首都カブール市内の建物。8月に入ってタリバンによる自爆テロが相次いでいる=2015年8月13日、アフガニスタン(AP)【拡大】
中東のイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」がアフガンにも浸透し、タリバンとの戦闘も起きている。和平が実現しなければ16年末までの駐留米軍の完全撤退後、治安悪化が進む“イラク化”も現実味を帯びてくる。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪「イスラム国」爆殺映像を非難≫
アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバンの協力者か構成員とみられる男性10人が、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の集団に爆殺される様子を収録した「処刑」映像が12日までに、インターネット上に公開された。タリバンは犯行を非難する声明を発表した。
映像は、男性らが山野の地中に埋められた爆弾の上に目隠しをされて座らされ、遠隔操作で爆弾が爆発する様子を収録している。男性らは7月9日に起きたイスラム国とタリバン、アフガン政府の戦闘で捕獲された者とされ、「政府軍やタリバンを助け、イスラム国への密偵行為をはたらいた」と説明されている。