大規模爆発の現場周辺で開かれた追悼式典に参加した人民解放軍兵士や警官ら=2015年8月18日、中国・天津市(AP)【拡大】
中国メディアによると、爆発原因に関して、現場に展開している核・生物・化学兵器対応の専門部隊に所属する軍関係者は、倉庫での火災により金属製容器が破損し、消火用水が直接、容器に入っていた金属ナトリウムにかかって化学反応を起こし、大爆発につながった可能性を指摘した。
これまでに救助された複数の消防士らは、出火物が化学物質とは知らないまま放水したと証言している。
≪逃げの指導部、地方に責任押し付け≫
天津市で起きた大規模爆発から19日で1週間。事態収拾の見通しが立たない中、爆発をめぐる国内メディアの報道は習近平指導部の事故対応を称賛する一方で天津市当局の怠慢を非難する論調が目立ち始めた。市民の不信感が拡大する中、指導部には爆発の責任を地方政府に押し付け、批判の矛先が中央政府に向かうのをかわす狙いがあるとみられる。