打撃練習に臨む早実・清宮(きよみや)幸太郎=2015年8月18日、大阪市此花区の舞洲ベースボールスタジアム(山田喜貴撮影)【拡大】
大きな注目を浴びながら準々決勝までの4試合で2本塁打を含む16打数8安打8打点と打ちまくり、チームの準決勝進出に貢献した。清宮内野手は試合終了後、殺到する報道陣にも、月並みな言葉を使わない。「甲子園が楽しい。不思議な力をもらえる。自分の世界をつくれている」という談話にスター性をにじませた。
早実は、1915年の第1回大会で4強に進出した屈指の伝統校として知られる。19日の準決勝は東北勢初制覇を目指す仙台育英との対戦で、ファンを熱狂させる強打者は「100年前の先輩方を超えることができれば」と意気込んでいる。(SANKEI EXPRESS)